大学院を中退する予定だが、授業料はどうなるの?
できれば中退した時期に応じて返して欲しい
これらの悩みに答えます。
大学院の授業料は高額なので悩んでいる人も多いかと。
そこで、本記事では実際に大学院を中退したぼくが、「中退するとき授業料はどうなるのか」解説していきます。
まずは大学院の授業料から見ていきます。
目次
大学院の授業料
国立大学の場合、基本的には大学と授業料は変わりません。
ぼくの通ってた大学は国立だったので、授業料は年間約53万円、入学金は約28万円でした。
私立の場合は、授業料が年間100万円前後(学部によってばらつきアリ)もします。
参考:早稲田大学 理工学術院
改めて考えると非常に高額だと言えますよね。
それでは大学院を中退するは場合、授業料はどうなるのでしょうか?
大学院を中退するときの授業料
結論から言うと、1度支払った授業料が返ってくることはないと言えます。
そのため、すでに支払ってしまっている場合は諦めるしかありません。
ですが、その分授業料は半期ごとの支払いになっています。
なので、次の学期の授業料は支払う必要がありません。
※自動振込の場合は注意が必要です。
早めに中退や休学の手続きをしておきましょう。
著者は大学院の授業料を一切払っていない
ちなみにぼくは大学院の入学金・授業料をともに支払っていません。
なぜなら、支払いの猶予申請したからです。
元々、就職が決まれば中退することを決めていたので、事前に申請を行っていました。
4月までに支払うべきところを8月まで延長できたので、お金を支払うことなく退学できました。
大学院の制度を活用しよう
どの大学院にも入学金・授業料の免除や猶予の制度があるはずです。
もし「いますぐ中退や休学するつもりはないけど、支払いを延期したい」という方は、このような制度を利用しましょう。
知らないでいると、かなりの金額を損してしまいかねません。
大学院中退と除籍の違い
ぼくは、本当は支払うべき授業料を払わずに退学したので、「中退」ではなく「除籍」という扱いになりました。
"中退"は「自主的に辞めた」という扱いになるのに対し、"除籍は"「大学側に辞めさせられた」という扱いになるようです。
除籍だと就活で不利になる可能性もあるようなので注意が必要。
もし就職が決まってない場合、すぐに中退することはおすすめしません。
中退したい大学院生がするべきことは、以下でまとめているので参考にどうぞ。
また、中退の場合、授業料を支払った期間は学生でいられますが、除籍の場合はすぐに肩書きが無職となってしまいます。
このような中退と除籍の違いは知っておきましょう。
学生の身分がほしいなら”中退”しよう
無職だと社会的な信用は低くなってしまうので、「就職するまで学生でいたい」という方は授業料を払って自主退学するのがよいです。
ちなみにぼくは授業料の高さと学生で居続けるメリットを比較して、授業料を払わず無職になることを決めました。
無職になったことでの不都合はいまのところありません。
まとめ:中退する場合も大学院の授業料は返ってこない
今回は、大学院を中退する場合の授業料について解説しました。
結論、1度払った入学金・授業料は返ってきませんでした。
なので、お金を支払う前に退学手続きを済ませましょう。
もし、いますぐ中退する予定がない場合は、休学するか猶予制度をうまく活用すると良いです。
入学金や授業料は高額な出費なので、しっかりと対応しておきましょう。
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