- 大学院やめたい
- 研究が嫌すぎる
- 研究してる時間がもったいなく感じる
- 研究室の教授が苦手
- 研究室のメンバーと合わない
このように悩んでいませんか?
「大学院を中退したい」と思っていてもいきなり中退するのは怖いですよね。
そこで本記事では、研究が嫌で中退したい大学院生がするべき3つのことを解説します。
本記事の著者
- 旧帝大理系の大学院に進学
- 教授と研究が好きになれず、休学して就活
- 研究室時代に始めたブログを150記事以上作成
先日こんなツイートをしました。
自分ごとですが、合格していた大学院への進学をやめようと思います。 周りからは、「せっかく勉強して合格したのにもったいない」 こう言われます。 しかし、嫌々研究する時間のほうが断然もったいない。 就活頑張ろうと思います。
実際、ぼくもこの記事で紹介する方法を実践していたので、あまり不安を感じずに研究をやめられました。
そして現在はすでに中退し、就職先も決まりました。
4月に入社予定なので、のんびりブログを書きつつ過ごしています。
目次
中退したい大学院生がするべき3つのこと
以下の3つです。
- 就活
- お金の勉強
- バイト以外で稼いでみる
それぞれ解説していきます。
①:就活
中退前にまずは就活に取り組むとよいです。
中退した後に就活を始めると、もう戻れないので気持ちが焦ってしまいがちです。
もし研究が嫌なら、すぐにでも就活をはじめて損はありません。
なぜなら、就活をするだけならノーリスクだから。
さらに「就活」という別の道を知ることで、精神的にも少し楽になります。
仮に内定がもらえなければ、最悪そのまま研究室に残って卒業するのを待つこともできます。
一方、いきたい企業から内定がもらえれば、そのまま研究室をやめられます。
すでに「いきたいなと思う企業」がある場合はとりあえず受けてみるとよいでしょう。
(企業によっては、一年近く採用を行っているところも多い)
「まだ行きたい企業なんてないよ」という方は自己分析から始めるとよいです。
ぼくは下の本で自己分析を進めました。
≫世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
よくある質問1
この時期から就活をはじめてもいい企業にいけなさそう。。
やってみないとわかりません。
「もしい企業から内定がでなかったら、大学院を続ける」くらいの気持ちでもいいです。
少し大変にはなりますが、リスクがほぼないので研究と並行して就活をしてみましょう。
ただ、ほんとうに研究で追い込まれている方は今すぐやめることを考えましょう。
自分の体が一番大切です。大学院を辞めることは決して逃げではありません。
やめた後に違う分野で頑張ればいいだけですよ。
よくある質問2
いまから就活して、もし落ちたら修士2年の就活に影響しそう
ぼくも同じことに悩んでいました。
けれど、あなたがいま大学4年もしくは修士1年でも安心してください。
仮に今から就活して、行きたい企業に落ちたとしても、修士2年でまた同じ企業を受けることも可能です。
1度面接も受けているため、修士2年で就活するときは周りと差をつけられます。
さらに、2年連続で同じ企業を受けることで、「この人はほんとに弊社に入りたいんだな」と面接官からの評価も上がります。
ぼく自身、会社の人事の方に質問したのでこの点は大丈夫です。
また、「UZUZ(ウズキャリ)」のような就活エージェントを利用すると、内定獲得までの面接対策や就活相談などを行ってもらえます。
積極的にこのようなサービスを利用して、内定獲得を目指しましょう。
②:お金の勉強
大学院生にかかわらずお金の勉強をしておくことは重要です。
なぜなら、お金の不安がなくなれば多くの悩みが解決するからです。
たとえば、大学院をやめられずに迷っている理由として「いい企業に就職できず、生涯年収が減ってしまうのは嫌だな」と思っていませんか?
お金をたくさん持っていれば、悩まずに大学院をやめられますよね。
このように、お金の知識を身につけておけば、大学院をやめることに対する不安が少し軽くなります。
よくある質問
どうやってお金の勉強をしたらいいの?
本で学びましょう。
大学院生なら文字を読むことが苦ではないと思うので、書籍が一番です。
お金の勉強には以下の書籍がオススメ。
1500円程度の書籍代で一生使えるお金の知識が身につくので、購入して絶対に損はありませんよ。
補足:お得に読書できる方法
「Amazon Audible」を利用すると、本の内容を耳から聞くことができます。
今回紹介した本以外にも12万冊以上の本がAudibleでは聴き放題。
通学時間やちょっとしたすき間時間にも活用できますよ。
さらに、現在Audibleは「無料で1ヵ月の体験」が可能。
いつでも解約できるので、自分に向いてなかったら1か月以内にやめてしまってもOKです。
さっそく本でお金の勉強をしてみましょう。
③:バイト以外で稼いでみる
大学院生時代にアルバイト以外、つまり副業で稼げるようになると気持ちの余裕が生まれます。
アルバイトと違い、副業は社会人になっても続けられることも強みです。
もし、就職した企業が研究室以上にブラックだったらどうしますか?
すぐに転職するのはきびしいので、副業の経験がないなら諦めて働くしかありません。
しかし、副業が軌道にのれば会社をやめることも十分可能です。
アルバイト以外で稼ぎたいと思ってきませんか?
ちなみに大学院生にオススメな副業はブログです。
理由は下の記事で解説しています。
ぼく自身、大学4年時から嫌々研究をしつつ、並行してブログを書いてきました。
そして今ではブログで月に5万円稼げるようになっています。
このように、大学院を中退する前にバイト以外で稼げるようになると余裕が生まれますよ。
大学院を中退するデメリット
大学院を中退するデメリットは、大きく以下の3つです。
- 修士卒業よりも初任給が少ない
- 研究職に就くのが難しくなる
- 準備不足で就活しないといけない
それぞれ簡単に解説します。
デメリット1:修士卒業よりも初任給が少ない
多くの企業では、修士卒業だと初任給が3万円ほど高いです。
一方、大学院を中退すると大卒と同じ扱いなので、初任給は上がりません。
これが大学院中退のデメリットの1つ。
けれども、中退した分長い期間働くので、生涯年収にそれほど大きな差はないです。
デメリット2:研究職に就くのが難しくなる
(研究が嫌で中退するなら、このデメリットはありません)
研究は好きだけど、教授や研究室の雰囲気が嫌で中退する方にとってはデメリットになります。
研究職を目指す場合、「修士卒は当たり前」といった会社も少なくないです。
もし将来研究職に就きたいなら、
大学院を受け直すor研究室の変更を考えてみるとよいです。
デメリット3:準備不足で就活しないといけない
私自身、中退だからという理由ですぐに落とされたことはなかったです。
しかし、準備不足が大きかったと感じました。
新卒の学生は、大学3年または修士1年からインターンやらで本格的に就活をスタートしています。
(人によってはもっと早く)
一方、中退して就職するには就活の準備に充てられる時間はあまりないです。
エントリーシートも書き慣れていない状態で就活を始めないといけません。
大学院中退には、このような3つのデメリットがあります。
デメリットを考えても辞めたいならすぐに就活すべき
自分では気づかなくても、かなり追い込まれていることがあります。
私自身も中退する前は、気づかないうちに鬱のような症状になっていました。
早く行動しないと、取り返しのつかないことにもなりかねないです。
まとめ:大学院生が中退したいならまず就活(逃げではない)
いかがだったでしょうか?
今回は、研究が嫌な大学院生がするべきこと3つを解説しました。
- 就活
- お金の勉強
- バイト以外で稼いでみる
しかし、ほんとうに追い込まれている場合は無理せず休学や中退を考えましょう。
ぼく自身は軽いものでしたが、ぼくの先輩は教授のアカハラで鬱になり病院に通っていたので、病気にならないように気をつけてください。
大学院をやめることは決して逃げではありません。
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