既卒だけど大手から内定出るのかな?
実際に既卒で就活した人の話を聞きたい
既卒で大手から内定をもらうにはどうすればいいの?
これらの悩みに答えます。
既卒での就活となると、困難な点や不安もたくさんありますよね。
ぼく自身、大学院を中退する決意をしたことで、まったく予想していなかった「既卒」という形で就活することになりました。
最終的には、名前を聞けばほとんどの方が知っているような、高速道路の某大手企業から内定をいただきました。
しかし、内定をもらうまでの道のりはすごく長かったです。
本記事の信頼性
- 大学院を中退
- 既卒として就活
- 就活は19社連続落ち
- 大手から1社内定獲得
実は、1社から内定をいただくまでに19社からお祈りメールをもらい、心が折れそうになっていました。
この記事では、実際に既卒就活を経験したぼくが、既卒生でも大手から内定をもらう方法について解説していきます。
既卒就活とは?
多くの大学生は、大学4年時に就職活動を行い、企業から内定をもらいます。
そして3月に卒業し、4月から企業で働き始めます。
一方で既卒とは、なんらかの事情で大学4年時に内定をもらえず、卒業後も働いていない人のことを言います。
ぼくは大学院を辞めたので既卒となりましたが、既卒には他にも以下のような人が当てはまります。
- 卒業後フリーターをしていた
- 大学4年時に内定をもらえずに卒業した
- 卒業後に留学した
- 内定先から取り消された
などなど。
さまざまな理由で卒業後に就職できなかった人がいます。
これらの人が就職活動を行うのが、既卒就活と呼ばれます。
既卒就活のやり方
既卒で就職する方法は大きく以下の3つ。
- 秋採用で入社
- 通年採用で入社
- 新卒枠として入社
秋採用や通年採用を行なっている企業は増えてきていますが、まだまだ少ないのが現状です。
通年採用をしている企業の例
- Yahoo!
- リクルート
- ソフトバンク
IT系の大企業が通年採用をしているイメージです。
行きたい企業が通年採用をしていた場合、準備ができ次第エントリーできます。
新卒枠として入社
ぼくは、新卒枠として新卒の方と同じように就活を進めました。
学校を卒業して3年以内は新卒と同様に扱われることが多く、既卒者にとっては朗報。
新卒枠での入社が1番求人数も多く、狙いやすいです。
一般的な日系の大手を目指す方は、新卒枠を狙うのが無難。
リクナビやマイナビなどのサイトを利用し、行きたい企業に応募して選考に進みます。
面接を突破していくと最終的に内定がもらえます。
どうしても既卒生は不利
既卒生は、新卒に比べるとやっぱり不利です。
既卒というだけで、選考にすら進めない企業もあります。
また、面接では「なぜ既卒になったのか」が確実に問われます。
面接官を納得させられる答えが言えるなら大丈夫ですが、言いづらい理由もあるかと思います。
ぼくも大学院を中退する理由をしっかりと答えられず、19社も落ちてしまいました。
新卒以上に面接対策やES(エントリーシート)の対策をしなくてはなりません。
既卒就活で大手から内定をもらうには?
「不利な既卒でも大手から内定がほしい」という方もいるでしょう。
そういう方は、「なんでその企業に入りたいのか?」「学生時代になにを頑張ったのか」を明確に伝えられることは必須です。
加えて、
どうしても大手に行きたい方は、業界を絞らずたくさんの企業を受けましょう。
自分が大学などで学んできた分野に近いと、内定はもらいやすいです。
例えば、
- 経済学部なら大手銀行
- 工学部なら大手メーカー
ぼくも大学は土木学科だったので、インフラ系の会社や大手ゼネコンは選考を通過しやすかったです。
また、面接は慣れが重要でもあるので、とにかく受けまくりましょう。
とはいえ、大手だけ受けていたら全落ちもありえますよね。。
既卒で、さらに全落ちなんてほんとうに笑えません。
焦って面接で本来の力を出せなくなってしまうことも。
そこで、就活エージェントも賢く利用しよう
就活エージェントは、就活生の就活をサポートしてくれたり、企業を紹介してくれたりします。
ぼくも就活エージェントを利用しましたが、優良企業から素早く内定をもらうことができました。
就活エージェントのメリットはたくさんあります。
- 無料で利用できる
- 面接やESのサポートをしてもらえる
- 大手が全落ちしたときの保険になる
- 大手以外にも優良企業があることを知れる
- 自分にあった企業を紹介してもらえる
一方で、デメリットもあります。
- 連絡の頻度が多い
- 担当者の当たりはずれがある
- アンケートなどを記載しないといけない
就活エージェントも商売なので、就活生が内定をもらうため、頻繁に電話やLINEなどの連絡がくる場合もあります。
ぼくは、「ちょっと連絡が多いな」と感じるときもありました。
しかし、エージェントは、ぼくたちをしっかりとサポートしてくれるので、使う価値はかなりありました。
特に、面接の想定練習などをしてもらったおかげで、面接をスムーズに突破できたのはうれしかったです。
実際ぼくも利用した「第二新卒エージェントneo」は、既卒生や第二新卒向けの就活エージェント。
担当の方は、就活で悩んでいることなども真剣に相談に乗ってくれますよ。
既卒就活が不安な方は、無料なので使ってみるといいです。
まとめ:既卒でも大手から内定はもらえる
- 新卒枠での入社を狙う
- 既卒はやや不利
- 大手に行きたいならたくさん受けるしかない
- 就活エージェントも賢く利用しよう
これらの話をしました。
既卒就活は不利なことに変わりがありませんが、大手から内定をもらうことも可能です。
実際ぼく自身も、大手企業から内定をいただきました。
しかし、その過程では19社も落ちて心が折れかけています。
就活は大切ですが、それだけで人生が決まるわけではないので、気楽に臨んでほしいです。
「もうどうしていいか分からない」と悩んだら、信頼できる人に相談してみましょう。
周りに相談できる人があまりいないなら、就活エージェントの担当者も親身になって話を聞いてくれますよ。
あなたが内定獲得できることを祈っています。