- 大学院へ進学してなにが身につくのだろう?
- 大学院に進むか迷っている
- 大学院へ行くことで失うものってあるの?
これらの疑問に答えます。
本記事の信頼性
- 旧帝大理系の大学院に進学
- 教授と研究になじめず、休学して就活中
- 研究室時代に始めたブログを100記事以上作成
ぼくは、実際に研究室で1年過ごし、修士や博士の先輩方の多忙な姿をみてきたので、信ぴょう性があると思います。
本記事の前半では大学院に進学して身につく力、後半では大学院に進学して失うものを解説します。
なので、最後までじっくり読み込んでくださいね。
大学院に進学して身につく力
身につく力は以下の4つです。
プレゼン能力
資料作成能力
論理的思考力
強靭なメンタル
それぞれ解説していきます。
プレゼン能力
大学院ではプレゼン能力が身につきます。
なぜなら、ゼミで頻繁に研究の進捗発表をさせられるからです
ぼくの研究室では、多いときには2週間に1度の頻度でプレゼンを行っていました。
(研究の進捗をつくるのがとても大変です)
なので、みんなの前で発表するプレゼンには慣れます。
資料作成能力
プレゼン能力と同様に資料の作成能力も身につきます。
なぜなら、プレゼンを行うときに資料をしっかりと準備する必要があるからです。
また、論文を何度も直されるため、Wordで文書を書く能力も上がります。
このように、プレゼンで使用する「PowerPoint」や「Word」といった社会人にも必要なスキルが身につけられます。
論理的思考力
大学院では論理的思考力が身につきます。
なぜなら、研究にとって論理的に考えることは不可欠だからです。
教授に自分の考えを伝えると、「なぜ?」「どういう背景で?」「どういうメリットがある?」などをひたすら深掘りされます。
これが嫌すぎて、ぼくは鬱になりかけましたが。
耐えられる人なら論理的思考力が身に付いていきます。
論理的思考力は社会人としても重要なスキルなので、身につけておいて損はないです。
強靭なメンタル
研究室や指導教員などにもよりますが、大学院ではメンタルを鍛えられます。
なぜなら、研究が順調に進むことは珍しく、だいたいが迷宮入りするからです。
研究、何すればいいのかわからん。
そこで、研究の進捗報告だったり、今後の方針だったりを話す際に教授から詰められます。
「今までの時間なにしてた?」ときつく言われることもあるため、メンタルが強くないと続けられません。
研究が嫌すぎてやめようと思ったぼくの経緯は下の記事で書いています。
続いて、大学院に進学すると失うものを解説します。
大学院に進学すると失うもの
失うものなんてあるの?
と思うかもしれませんが、けっこう大切なものを失います。
失うものは主に以下の2つです。
- お金
- 時間
それぞれ解説していきます。
お金
大学院は学費がかかるので、当然お金を失います。
学費以外にも生活費だったり交際費だったりがかかってきますね。
社会人になった同期が遊んでいる中、お金が足りなくて十分に遊べないのはつらいです。
アルバイトでは限界がありますし、研究が忙しくアルバイトの時間が取れない場合もあります。
このように、大学院はけっこうお金を失います。
対処法
アルバイトが十分にできず、お金があんまりないよ。なんか対処法ないの?
こういう方には、ブログがオススメ。
なぜなら、ブログはアルバイトのように時間が指定されず、隙間時間に書けるから。
大学院生にブログがオススメな理由は下の記事で解説しています。
時間
大学院生は時間を失います。
なぜなら、大学院生は以下のことをする必要があり、けっこう大変だからです。
大学院生がしなければならないこと
- 研究
- 授業を受ける
- 教授の雑用
- TA
研究だけしていればいいってわけではないんですね。
研究が好きなら時間を失っても平気だと思います。
しかし、雑用や教授の補助(TA)などでも時間を失ってしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、大学院で身につく力と失うものについて解説しました。
大学院では、社会人として大切なスキルが身につきます。
しかし、スキルは社会人になってからでも身につけられますし、時間やお金を失ってしまうことも事実です。
以上のことに気をつけて、大学院へ進むかどうかを判断してみてください。
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